どうしても苦手な”R”と”L”の発音について、スターウォーズで分かりやすく違いが覚えられます!
※ イメージしやすくするため、敢えてカタカナで英語の発音を表記しています。
Contents
RとLの発音について
そもそも何故RとLを分けて発音できない?
あまり他人の批判をするのもアレですが、大きな原因の一つは日本の教育にあると思います。
五十音をローマ字で表記する、というのを小学3年生で習いますが(昔は小学4年生)、ここでラ行の子音を何故だかRで表現しています。日本語の発音からするとLで表現した方がまだ良いところなのです。
事実、Rの発音って日本語に無いと言っていいんです。
日本語のラ行の発音はRとLの真ん中ややLより、という感じで…。
じゃあどうやって発音するんだよ?と思うかもしれませんが慣れれば簡単です。
Rの発音は、下を丸めて先頭に小さな「ゥ」を付けてラ行の発音をするイメージです。
小学校では下を思い切り丸めて「ゥラ、ゥリ、ゥル、ゥレ、ゥロ」とでも言うのでしょうか?そんなわけないですね。そもそも発音の違いを大多数の教員が理解していないのが実情と思われます。私立の小学校では違うのかも知れませんが。。。
では早速LとRの発音を劇中の発音から拾っていきましょう。
語頭のR
Rey (レイ:フォースの覚醒)の発音
タコダナがファースト・オーダーに襲撃され、レイが連れ去られるところをフィンが目撃し、追いかける場面。フィンはこれまでやられ役だったストームトルーパー出身ですが、実に男気あふれるナイスガイですね。
”No! No! … Rey!”
「ゥレーーーイ!」 と叫んでいます。
語頭のL
Luke(ルーク:新たなる希望)の発音
フォースと一つになったオビ=ワンがデススター攻撃の終盤、ルークに呼びかける場面。
「ゥ」が先頭に付かず、「ルーク」と呼びかけています。
老オビ=ワン役のアレック・ギネスはイギリス人のため、特に分かりやすいです。
しかしルークはどうにも主人公格としては影が薄い気が…。って発音とは関係ないですね。
語中のR
Forceの発音
“May the force be with you.”
レイアからルークのいる惑星アク=トゥーへ向かうレイに向かって。
単語の中のRの発音は、英語学習で一番難しいとも言われている発音です。私も今もって得意とは言いがたいです。ネイティブの方は、「Fo+rceの様に分けて発音する」と言います。
「フォース」ではなく、「フォゥス」に近い発音になります、たぶん。ちなみに語中のRはイギリス英語だと「フォース」に近くなります。
Droidの発音
「ドロイド」でなく、「ドゥロイド」ですね。
語末のL
Girl の発音
BB-8を売らないレイに腹を立て、レイの後をつけてドロイドを奪う指示を出すアンカー・プラット。まあ売ったら売ったでカネを奪う支持を出していたのでしょうが…。
Girlを「ガール」でなく、「ガーゥ」に近い感じで弱く発音しています。
PencilやSchoolと言った単語も同様で、語頭や母音の直後に来るLに比べて日本人が苦手とするパターンです。
以上、RとLの発音の区別について、でした。
蛇足 : どこかで昔読んだ話ですが、スターウォーズは一般人はアメリカ英語、支配者層やジェダイはイギリス英語をしゃべる傾向が強いとの事です。確かにアミダラ女王の時のパドメ、パルパティーン、若きオビ=ワンなどはイギリス英語です(後ろの二人はアイルランド人)。対してハン・ソロなどはアメリカ英語です。この辺りの考察を後日書いてみたいと思います。