はじめに : 英語の学習って言ってもどこから始めればいいの?

こんにちは。

さっそくエピソード4から見て…という前に！まず自分が克服したい点を軽くで良いので意識しておくと日々の(?)スターウォーズ視聴の効果も変わってきます。

英語の勉強…と言っても、始めるべきポイントは人それぞれ異なります。まず自分がどのような状況にいるかを考えてみると良いと思います。

Contents

自分は英語の何が得意で何が不得意?

自分は英語の何が得意で何が不得意?

英単語
英文法の得意・不得意
英文読解の得意・不得意
英作文の得意・不得意
リスニングの得意・不得意
自分で話すことの得意・不得意

ざっくりとこれら6点になります。ひとつずつ簡単に解説します。

英単語

英語のままスターウォーズを見るには、多少の単語力が必要です。分からない単語は都度ノートにメモして、辞書で意味を確認しておきましょう。後で見返すと自分の語彙力がどれだけ上達したかも分かります。

英文法の得意・不得意

日本語でいう「て・に・ほ・は」や、「だから～」「しかし～」などの接続詞、「(我々がずっと探していた)シスの暗黒卿」などの関係代名詞が覚えるべき英文法の範囲になります。

英文法が苦手だと劇中の英語のセリフを正しく理解することがしばしば困難ですので、スターウォーズを見つつしっかり英文法を習得できると英語力も飛躍的に上がります。

片言で話す外国人の日本語が聞き苦しい事があるように、外国の方にしてみれば、片言の英語を話す日本人の英語はかなり聞き苦しいです。

「通じればいい」は甘えでしかない

「意味が通じれば文法はいい加減でいい」というのは英語圏の方や、非英語圏出身の英語をガッツリ勉強してきた中国人、韓国人からもただの甘えだと受け取られます。最悪、バカにされる要因になります。スターウォーズの英語がすべて理解できて自分で使いこなせる様になれば、英語圏の方と日常会話～仕事上の込み入った会話ぐらいはスイスイこなせるようになります。

英文読解の得意・不得意

英文読解というと難しく聞こえますが、日本語と同じで、「文章 = いくつかの短い文の集まり」でしかありません。一文一文、理解できるまで辞書で調べる癖をつけつつスターウォーズを楽しんでいれば英文を読む素養が身に付いていきます。

英語は日本語よりも、接続詞を使用した「論理関係」が明確です。また、言葉のパターンも少ないため日本語よりもはるかに簡単です。日本語を習得できる脳があれば間違いなく習得可能な言語なのです。

英作文の得意・不得意

英語は読めるけど書けない…。非常に多いパターンです。

スターウォーズの英語を全て覚えてしまえばホイホイ書けるようになります。英語圏出身の俳優陣が英語で話している内容 (元々英語圏のジョージ・ルーカスの脚本に沿って) の会話文のパターンを覚えることになるので、場面に応じて使えるパターンを使うだけです。

日本で生まれた赤ちゃんが言葉を覚える際、おびただしい数の単語、文章を暗記しています。英語で書けるようになるにもこのプロセスが必要です。

日本語で考える→英語で考える、という切替えが必要です。はじめは時間がかかりますが、徐々に短時間で頭を切替えられるようになります。

英語教師「私は頭を洗った、はいA君、英語で言ってみて」

A君「I hair wash」

英語教師「はいだめー！」

義務教育を終えているはずの、某高校の英語授業の一場面です(実話)。こういう嘆かわしい状況から抜け出しましょう。

リスニングの得意・不得意

聞こえてくる英語が頭の中で意味をなさない。というのがリスニングが不得意な方の根本的な問題です。解決にはとにかく聞きまくるしかありません。

日本で生まれ育つ赤ちゃんは、やはりはじめは日本語が分かりません。毎日毎日、家族や周りの大人たちが話す言葉を聞いて、少しずつ聞こえてくる内容を言葉として覚えて、日本語という言語能力を習得していきます。

赤ちゃんと同じだと思って、通学・通勤途中や移動時などに英語版のスターウォーズを聞いてみましょう。

「この場面では～がこんなやりとりをしていたな」という予備知識がある状態で聞くと、少しずつ劇中の場面と「自分が聞いている内容」を結び付けて覚えていけます。リスニング能力の向上に間違いなく貢献します。

自分で話すことの得意・不得意

英作文の項で書いた内容と重なりますが、読む・聴くが出来ても書く・話すが出来ない。

やはり膨大な数の例文を覚えることが必要です。スターウォーズで出てくる会話文すべて覚えられればかなりの数になり、様々な状況での会話に必要な例文をカバーしてくれます (さすがに”You may fire when ready. 「準備ができ次第砲撃せよ」(ターキン総督, Episode 4)” なんてのは使わないと思いますが) 。