今回はエピソード5 「帝国の逆襲」より、ルークがヨーダと出会う場面から。
Luke : Oh, come on. How could you know my father? You don’t even know who I am. I don’t even know what I’m doing here. We’re wasting our time!
ルーク : おい、何言ってるんだ。お前が父さんのことを知ってるわけないだろ。僕が誰かも知らないくせに。僕はいったいここで何をしてるんろう。時間の無駄だ!
Yoda : I cannot teach him. The boy has no patience.
ヨーダ : この子には教えられない。辛抱が足らん。
How could you ~ の使い方
How could you do that? なんでそんな事したの? (問い詰めるような)、の様に使われるのが一般的ですが、反語的に「そんな事できるわけがない」「よくもそんな事を」という意味が含まれることがあります。
この場面のルークの台詞からは、「何でお前が父さんのことを知っているんだ、いや知っているわけがない」という意味が含まれています。
したがって、私が訳文を作るとしたら、「お前が父さんのことを知ってるわけないだろ。」とします。
How could you ~ を使った例文
エピソード3 「シスの復讐」の終盤、オビ=ワンがパドメにアナキンの変節を告げる場面。
Obi-Wan : Padme. Anakin has turned to the dark side.
オビ=ワン : パドメ、アナキンはダークサイドに落ちてしまったんだ。
Padme : You’re wrong. How could you even say that?
パドメ : そんなはずがないわ。どうしてそんな(ひどい)ことを言うの?
この場面でのパドメの返答は、「オビ=ワン、あなたはなぜその様なひどいことを言えたのか?」というニュアンスになります。愛するアナキンを侮辱された様なものなので、この返しは当然と言えば当然でしたが…。その後彼女は事実を知ることに。
以上、今回は “How could you~” の劇中での使い方の紹介でした。